北京
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23/19
中国とルクセンブルクは、ボアオ・アジアフォーラムの場で「一帯一路」の共同建設に関する覚書に調印しました。これについて、外交部の耿爽報道官は29日に行われた定例記者会見で、「両国の友好協力が新たな段階に入った」と述べました。
耿報道官によりますと、習近平国家主席はこのほどの欧州歴訪で、「一帯一路」をめぐる協力や、「一帯一路」と欧州連合(EU)の「ユーラシア相互連結戦略」との結び付けについて、欧州の指導者と重要な合意に至りました。中国とイタリアは「一帯一路」に関する覚書を交わし、モナコは「一帯一路」に関する国際協力に参加する意向を示しました。そして中国とフランスは、第三国市場における第3ラウンドのモデルプロジェクトのリストに調印し、協力基金を発足させました。さらに、ドイツとEUの指導者も、EUの「ユーラシア相互連結戦略」と「一帯一路」を深く結び付け、革新的な協力を展開することを支持するとしています。
耿報道官は「一連の発言や措置が示しているように、欧州で『一帯一路』の積極的な意義やそれによる大きな好機に気付く国が増えつつある。中国は、来月行われる2回目の『一帯一路』国際協力サミットフォーラムで各国と共に協力を図り、国際的な経済協力へさらに道を開いていきたい」と述べました。(鵬、森)