北京
PM2.577
23/19
『比悲傷更悲傷的故事(More than Blue)』が2週連続1位をゲット!興行収入は8億元を突破しました。また、今年公開された新作の中では、暫定7位にランクインしています。
単位:万元
順位(前週) |
映画名 |
制作地 |
制作年 |
週間興行収入 |
累積興行収入 |
1(1) |
比悲傷更悲傷的故事(More than Blue) |
中国 |
2018 |
47578 |
80722 |
2(2) |
キャプテン・マーベル(中国題:驚奇隊長) |
米国 |
2019 |
9677 |
98168 |
3(NEW) |
老師·好(Song of Youth) |
中国 |
2019 |
8266 |
8455 |
4(3) |
グリーンブック(中国題:緑皮書) |
米国 |
2018 |
4900 |
45689 |
5(NEW) |
ボヘミアン・ラプソディ(中国題:波西米亜狂想曲) |
英米 |
2018 |
4174 |
4407 |
6(NEW) |
HUNT/餌 ハント・エサ(中国題:狂暴凶獅) |
オランダ |
2016 |
3531 |
3536 |
7(NEW) |
地久天長(So Long, My Son/さらば、息子よ) |
中国 |
2019 |
2527 |
2837 |
8(NEW) |
レゴ(R) ムービー2(中国題:楽高大電影2) |
米国 |
2019 |
1536 |
1540 |
9(8) |
流浪地球(The Wandering Earth) |
中国 |
2019 |
1099 |
464353 |
10(5) |
ヒックとドラゴン3(中国題:馴龍高手3) |
米国 |
2019 |
1062 |
36160 |
~作品紹介~
【1位】比悲傷更悲傷的故事(More than Blue)
公開日:2019年3月14 日
監督:林孝謙(リン・シャオシェン)
主演:劉以豪(リウ・イーハオ)陳意涵(チェン・イーハン)張書豪(チャン・シューハオ)陳庭妮(アニー・チェン)
『比悲傷更悲傷的故事』が中国で2週連続1位をゲット。本作は韓国映画『悲しみよりもっと悲しい物語』(2009)のリメイクで、共に家族を失った男女の恋愛模様を描くストーリーです。日本公開は未定。
【2位】キャプテン・マーベル(中国題:驚奇隊長)
公開日:2019年3月8日
監督:アンナ・ボーデン ライアン・フレック
主演:ブリー・ラーソン サミュエル・L・ジャクソン ベン・メンデルソーン ジャイモン・フンスー リー・ペイス ラシャーナ・リンチ ジェンマ・チャン アネット・ベニング クラーク・グレッグ ジュード・ロウ
「マーベル・コミック」のキャラクター、キャロル・ダンバース=キャプテン・マーベルを主人公とするスーパーヒーロー映画の最新作『キャプテン・マーベル(中国題:驚奇隊長)』が中国で絶賛上映中!本作は、アベンジャーズ結成以前の1990年代を舞台に、過去の記憶を失った女性ヒーロー、キャプテン・マーベルの戦いを描くもので、「キャプテン・マーベル」シリーズの第1作でありながら、様々な「マーベル・スーパーヒーロー」が競演し、同一の世界観で作られたクロスオーバー作品群『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては21作目になり、同シリーズで初めて女性ヒーローが単独で主役となった映画作品にもなります。日本では3月15日から公開されています。
【3位】老師·好(Song of Youth)
公開日:2019年3月22日
監督:張栾(チャン・ルェン)
主演:于謙(ユウ・チェン)湯孟佳(タン・モンジャー)王広源(ワン・グァンユェン)秦鳴悦(チン・ミンユエ)
トップ漫才師の郭徳綱(グオ・ダーガン)の相方として知られる于謙(ユウ・チェン)が主演を務める最新作『老師·好(Song of Youth)』が初登場3位でした。タイトルどおり、中国の80年代から続く3代の教師の物語をノスタルジックに描くヒューマンドラマです。初動記録は8000万元超で、于謙主演映画として最高記録を樹立。
【4位】グリーンブック(中国題:緑皮書)
公開日:2019年3月1日
監督:ピーター・ファレリー
出演:ヴィゴ・モーテンセン マハーシャラ・アリ リンダ・カーデリーニ
2019年度第91回米アカデミー賞の最優秀作品、助演男優、脚本の主要3部門の受賞を果たした超話題作『グリーンブック(中国題:緑皮書)』がトップ3をキープ。黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマで、白人役を『ロード・オブ・ザ・リング』『はじまりへの旅』などのヴィゴ・モーテンセンが、黒人役を『ムーンライト』などのマハーシャラ・アリが好演しています。
【5位】ボヘミアン・ラプソディ(中国題:波西米亜狂想曲)
公開日:2019年3月22日
監督:ブライアン・シンガー
出演:ラミ・マレック ルーシー・ボーイントン グウィリム・リー ベン・ハーディ ジョセフ・マッゼロ
『グリーンブック(中国題:緑皮書)』の公開に続き、2019年度第91回米アカデミー賞の受賞作品『ボヘミアン・ラプソディ(中国題:波西米亜狂想曲)』も中国でロードショースタート!伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカリスト・フレディ・マーキュリーの生涯を描いた本作は、今年のアカデミー賞で作品賞を含む5部門にノミネートされ、最終的に主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞の最多4冠を獲得しています。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用しているため、「クイーン」ファンなら必見です。日本では2018年11月に公開され、年間トップとなる興行収入100億円を突破し、社会現象とも呼べる大ヒットとなりました。
【6位】HUNT/餌 ハント・エサ(中国題:狂暴凶獅)
公開日:2019年3月22日
監督:ディック・マース
主演:ソフィー・バン・ウィンデン ジュリアン・ルーマン マーク・フロスト リナス・クルル ビクター・ロウ
オランダの2016年のリアル・ハンティング・パニック『HUNT/餌 ハント・エサ(中国題:狂暴凶獅)』が3年越しに中国に登場。オランダ・アムステルダムを舞台に、ライオンが町中で暴れる様子を描いたものとなっています。
【7位】地久天長(So Long, My Son/さらば、息子よ)
公開日:2019年3月22日
監督:王小帥(ワン・シャオシュワイ)
出演:王景春(ワン・ジンチュン)咏梅(ヨンメイ)斉溪(チー・シー)王源(ワン・シュエン)杜江(ドゥー・ジャン)
今年2月に開催された第69回ベルリン国際映画祭で最優秀男優賞と最優秀女優賞である「銀熊賞」をW受賞した、王小帥(ワン・シャオシュワイ)監督の話題作『地久天長(So Long, My Son/さらば、息子よ)』が、中国で公開スタート。ベルリン国際映画祭で同一作品から男優賞と女優賞が出たのは中国史上初の快挙です。本作は、80年代の中国を舞台に、時代の潮流に翻弄されながらも次々に人生の課題に直面する三人家族の姿を描くヒューマンドラマで、王景春(ワン・ジンチュン)と咏梅(ヨンメイ)がそれぞれ父親役と母親役を演じています。また、一人息子役は中国の人気アイドルグループTFBOYの一人、王源(ワン・シュエン)が好演しています。日本公開は未定です。
【8位】レゴ(R) ムービー2(中国題:楽高大電影2)
公開日:2019年3月22日
監督:マイク・ミッチェル
出演:クリス・プラット エリザベス・バンクス ウィル・アーネット ティファニー・ハディッシュ ステファニー・ベアトリス
世界の子どもたちを魅了してきたブロック玩具「レゴ」を題材にした、大ヒットアニメ映画『LEGO(R) ムービー』(2014)の続編が中国で公開スタート。今作は、主人公エメットが、宇宙人にさらわれた仲間たちを救うため、ミュージカル好きな女王が支配する惑星へ飛び出す物語となっています。監督は人気アニメ『シュレック フォーエバー』や『トロールズ』などのマイク・ミッチェル。日本公開は3月29日。
【9位】流浪地球(The Wandering Earth)
公開日:2019年2月5日
監督:郭帆(グオ・ファン)
主演: 屈楚蕭(チウ・チュウシャオ)李光潔(リー・グァンジエ)呉孟達(ンマンタ)趙今麦(チャオ・ジンマイ)隋凱(スイ・カイ)
2000年に発表され、日本でも翻訳出版された劉慈欣(リュウ・ジキン)の短編『流浪地球(さまよえる地球)』を初映画化した同名映画がロングヒット中!本作は、太陽が数百年以内にヘリウム・フラッシュ(大爆発)を起こして赤色巨星化するという危機に直面した人類が、「地球を連れて」太陽系脱出計画に乗り出すというドラマチックなストーリーとなっています。この作品をきっかけに、今年はさらに多くの国産SF映画が制作され、ドラマやゲームなどの分野でもSFブームが巻き起こることは間違いないでしょう。
【10位】ヒックとドラゴン3(中国題:馴龍高手3)
公開日:2019年3月1日
監督:ディーン・デュボア
主演: ケイト・ブランシェット クリステン・ウィグ T・J・ミラー ジェラルド・バトラー クリストファー・ミンツ=プラッセ ジョナ・ヒル ジェイ・バルチェル ジャイモン・フンスー アメリカ・フェレーラ クレイグ・ファーガソン
全世界で絶大な人気を博したドリームワークスの3Dアニメシリーズ『ヒックとドラゴン』の3作目に当たる最終章がトップ10をキープ。5年ぶりとなるこの新作で、主人公の中国語吹替には人気若手俳優、劉昊然(リウ・ハオラン)が抜擢されています。日本公開は未定。(ミン・イヒョウ、梅田謙)