北京
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国際長征運動会、中国帰国者・日中友好の会、日中百人委員会、国際健康長寿会が共催する「第6回国際長征運動会」が25日、長野県で行われ、両国の選手300人以上が参加しました。
1934年から1936年までの約2年にわたって、中国共産党および工農紅軍は国民党軍の包囲や追撃、無数の困難や危険に打ち勝ち、1万2500キロの道程を踏破するという英雄的な快挙「万里長征」を成し遂げました。
この運動会は「辛抱強く奮闘し、困難を恐れず勇猛に前進する」という長征の精神をスポーツに取り入れ、中日の友好交流を促進し、民間の友好往来を増進していくことを主旨としています。
競技はすべて自然環境の中で行われるもので、常設種目の「爬雪山(雪山に登る)」、「過草地(草原を渡る)」、「徒歩による山越え」などの種目のほか、スキーやロッククライミング、ラフティングなどの新種目も実施されました。いずれも、2人以上の選手が協力することで達成できる、チームワーク重視の競技となっています。
この大会は、環境保護、アウトドア、グリーン・健康の理念に基づき、長野県で開催されることになりました。競技種目は大自然に融け込んだ内容であるため、地元の人々の支持も集めているということです。(藍、謙)