北京
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1時間目 北京の開花前線
三月下旬に入って気温が徐々に上がり、北京は最高気温が25度を超えた日もありました。三寒四温が繰り返されていく中で、木々が芽生え、花も咲き始めています。
北京で見られる花は開花順でいくと、まずは梅の花、中でもロウバイという品種が多く植えられています。観光地としては北京の西側郊外の香山公園、北東側の紫竹院公園があります。
次にオウバイ(迎春花)、レンギョウの花です。気温が10度ぐらいまで上がると、この2種類の花が一斉に咲きます。観光スポットとしては、北海公園、陶然亭公園、中山公園、慶豊公園、万寿公園、頤和園、円明園、オリンピック森林公園、北宮国家森林公園などがあります。
次は、山桃の花です。オウバイより開花はやや遅れます。花を楽しめる場所は北海公園、中山公園、北宮国家森林公園、頤和園などです。
次はカイドウの花です。昔の文人墨客に愛された花で、多くのところで植えられました。大きな観光地といえば、頤和園、陶然亭公園、龍潭湖公園などがあります。
また、3月末から4月にかけては、モクレン、碧桃、ライラック、桜、桃の花、梨の花などの花が次々と咲き始めます。詳しい情報は、この時間の番組を是非、お聞きください。
2時間目 北京市内の公園巡り
昔の皇室専用の庭園は、新中国成立後、全て市民に一般公開されました。3月から多くの花が咲き始め、この時期、市内にある旧皇室の庭園だった公園を巡って花見をすることは北京ならではの楽しみ方です。
それらの公園には、北海公園、景山公園、天壇公園、地壇公園などがあります。番組ではこれらの公園を詳しく紹介します。どうぞお聞きください。(まとめ・一部の写真:任春生)