北京
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国家電影局の指導、中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)と上海市人民政府の主催による第22回上海国際映画祭が6月15日から24日にかけて上海で行われます。このほど映画祭の公式ポスターが公開され、孫悟空が主役として登場しています。
国際映画製作者連盟(FIAPF)公認で中国唯一の非専門コンペティティブ型国際映画祭として、上海国際映画祭は1993年に発足し、中国映画と国際映画の交流とコラボレーションを促す架け橋の役割を果たしています。第22回上海国際映画祭の公式ポスターは、有名なポスターデザイナーの黄海氏が手がけたものです。「創生万象、幕後為王(万象を創出する陰の王者)」をテーマとして、上海美術映画製作所の名作アニメーション映画「大閙天宮(大暴れ孫悟空)」からインスピレーションを得て作成しました。
1960年代に誕生したこのアニメーション作品は、中国映画史上における美学のピークとされ、多くの中国人映画製作者に影響を与えています。ポスターデザイナーの黄海氏によりますと、「孫悟空は中華民族の精神的シンボルであり、勇気・忠実・進取を代表し、世界に広く認められる中華民族文化のロゴマークとも言える。孫悟空のイメージを引用して、中華民族の伝統文化と現代的な芸術的表現様式を結びつけることが今回のデザインの主な設計理念だ」ということです。(Lin、星)