北京
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開幕式の様子(撮影 何剛)
四川省金川県で16日、生態観光フェスティバル2019、および第6回「古樹梨花節(梨の花祭)」が開幕しました。来月10日まで開催され、梨の花の見物の他、開幕公演や地元農村の振興フォーラム、作家の創作ツアー、自転車観光コンテスト「フラワー・ドリーム」、文芸イベントの県内ツアー公演などが催されます。
開幕式の挨拶に立つ中国共産党金川県委員会の卞思発書記(撮影 何剛)
また、男性ユニット「旭日陽剛」や、亜東などを初めとする有名歌手が様々な場面で熱演し、地元の人々と共にフェスティバルを盛り上げます。期間中は、地元の特産物見本市やグルメ品評会も行われ、地元の多脇ヤク、東女貢餅、梨シロップなどの特色ある商品を体験できます。
開幕式の司会を務める朱鋭・中国共産党金川県委員会副書記兼金川県長(撮影 何剛)
中国共産党金川県委員会の卞思発書記は、「『古樹梨花』は金川十景の1つである。交通が改善していくにつれて、金川は発展し文化観光業も勢い良く成長していくだろう」と述べました。その上で、今後も引き続き貧困脱出や農村部の振興、県内全域における観光業の推進により、質の高い発展に向けて自らの道を模索していくと示しました。
開幕式の文芸公演(撮影 何剛)
四川省の阿壩( アバ)チベット族・チャン族自治州にある金川県には、国家4A級の景勝地「観音橋」、嗄達山、乾隆御碑、梨花紅葉、情人海(恋人の海)など10ヵ所の有名観光スポットがあります。また、「高原古樹雪梨」の産地として中国全土で知れ渡っており、毎年の3月から4月にかけて、百万本を超える梨の木が一斉に花を咲かせ、各地から観光客が訪れています。
別天地の景色が広がる金川県(撮影 劉国興)