北京
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【国産編】
地久天長(So Long, My Son/さらば、息子よ)
公開日:2019年3月22日
監督:王小帥(ワン・シャオシュワイ)
出演:王景春(ワン・ジンチュン)咏梅(ヨンメイ)斉溪(チー・シー)王源(ワン・シュエン)杜江(ドゥー・ジャン)
今年2月に開催された第69回ベルリン国際映画祭で最優秀男優賞と最優秀女優賞である「銀熊賞」をW受賞した、王小帥(ワン・シャオシュワイ)監督の最新作『地久天長(So Long, My Son/さらば、息子よ)』が、いよいよこの3月22日に中国で公開される予定です。ベルリン国際映画祭で同一作品から男優賞と女優賞が出たのは中国史上初の快挙です。主演俳優である王景春(ワン・ジンチュン)の銀熊賞受賞は、中国人俳優としては廖凡(リャオ・ファン)に次ぐ2人目。一方、主演女優である咏梅(ヨンメイ)は、1992年の張曼玉(マギー・チャン)(受賞作:『ロアン・リンユィ 阮玲玉』)と、1995年の蕭芳芳(ジョセフィン・シャオ)(受賞作:『女人、四十。』)についで中国人女優としては24年ぶりとなる3人目です。本作は、80年代の中国を舞台に、時代の潮流に翻弄されながらも次々に人生の課題に直面する三人家族の姿を描くヒューマンドラマで、王景春(ワン・ジンチュン)と咏梅(ヨンメイ)がそれぞれ父親役と母親役を演じています。また、一人息子役は中国の人気アイドルグループTFBOYの一人、王源(ワン・シュエン)が好演しています。日本公開は未定です。
【洋画編】
ボヘミアン・ラプソディ(中国題:波西米亜狂想曲)
公開日:2019年3月22日
監督:ブライアン・シンガー
出演:ラミ・マレック ルーシー・ボーイントン グウィリム・リー ベン・ハーディ ジョセフ・マッゼロ
『グリーンブック(中国題:緑皮書)』の公開に続き、2019年度第91回米アカデミー賞の受賞作品『ボヘミアン・ラプソディ(中国題:波西米亜狂想曲)』もいよいよ3月22日に中国に登場!今年のアカデミー賞では、伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカリスト・フレディ・マーキュリーの生涯を描いた本作は、作品賞を含む5部門にノミネートされ、最終的に主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞の最多4冠を獲得しています。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用しているため、「クイーン」ファンなら必見です。日本では2018年11月に公開され、年間トップとなる興行収入100億円を突破し、社会現象とも呼べる大ヒットとなりましたが、中国での反応も気になるところです。(ミン・イヒョウ 梅田謙)