北京
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23/19
こんにちは、日本人スタッフの森です。ニュースでお伝えの通り、「両会」と呼ばれる年に1度の国政運営会議がこちら北京の人民大会堂で行われています。そのさなか、3月8日の「国際女性デー」の前日に例年通り祝賀会が行われました。CRIから外国人の女性職員のほか外国人男性の妻が招待され、私の妻が去年に引き続き参加しました。
この日、私は非番だったので、妻に付き添って人民大会堂まで行き、入場前に参加者と共に写真を撮りました。ほとんどが外国人で、右から3人目が中国人の妻です。
私は会場内に入ることができないので、ここで妻を見送ります。以下、妻からの報告を会場内の模様をお伝えします。
宴会ホールに入り、去年と同じように管弦楽団の演奏で迎えられました。そして、ステージで出し物も披露されました。
大きなステージで、歌やにぎやかなダンスが演じられました。
カラフルな衣装を着た大勢の女性たちがにぎやかにステージを盛り上げてくれました。また画面でお分かりのように、この「国際女性デー」はもう100年以上前から続いているようです。
そして、参加者1人1人にお茶やケーキが用意されました。
このところ日本では女性の社会進出に力を入れていますが、中国はこの点で日本よりはるかに上を行っています。力仕事や理工系分野など、日本で「男の世界」とされる分野も普通に女性が働いており、またCRI日本語部は女性が圧倒的多数です。
式典終了後、妻はご機嫌な様子で会場を後にしました。
ところで「夫」や「妻」の中国語ですが、辞書に書かれている“丈夫”、“妻子”はやや硬い言い方で、会話ではよく”老公“、 ”老婆“と言います。この”老婆“(laopo=ラオポー)はもちろん日本語の「老婆」(ろうば)という意味ではなく、また「長年連れ添った妻」という意味でもなく、新婚ホヤホヤでも“老婆”と言います。ちなみに私の“老婆”は30代前半です。(森 雅継)