2月22日　金曜日

1時間目　二十四節気「雨水」

　「雨水」は二十四節気の2番目の節気です。毎年の旧正月15日に当たりますが、今年はちょうど、元宵節と重なっています。雨水を迎えてからは気温が徐々に上昇し、雨などの降水が増えていきます。中国のほとんどの地域は気温が0度以上になり、黄河と淮河の間は平均気温が3度前後、長江以南の地域は5度、広東省などの華南地域は気温が10度ぐらいまで上がります。しかし、華北地域や東北地域、西北地域などはまだ0度前後に留まります。

　この時期、油菜や麦などが成長し始め、雨などの降水は非常に大事です。古い諺では、「春雨貴如油（春雨は油と同じように価値が高い）」と言われています。

　また、この時期、肝気が旺盛となり、脾臓を損なう恐れがあります。食事の際にはタンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂取することが大切で、辛いものを控えて新鮮な野菜と果物を食べることが体にいいとされています。

2時間目　江蘇省宜興市の観光スポットとグルメ

　江蘇省の南部にある宜興市は、行政区画上、無錫に位置する県レベルの市で、太湖の西岸にあります。面積は1996平方キロ、人口は125万人。

　現地の有名な観光地には、善巻洞という鍾乳洞、宜興竹海、宜興陶磁博物館などがあります。有名なグルメとして、紅焼豚婆肉、烏飯をご紹介します。是非、お聞きください。（まとめ：任春生）