北京
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先月31日、ドローンで撮影した大芬村(撮影:毛思倩)
広東省深セン市龍崗区に、ある変わった村があります。1200以上のアトリエがあり、8000人以上の画家が暮らしている「大芬村」と言う村です。海外へ輸出される油絵の8割以上はここで誕生し、「油絵の村」と呼ばれています。
この村の作品は、以前は主に世界の名画をなぞらえたものでした。しかし、国内外でオリジナル作品を求める声が強まったことから作風も一変し、要望に応えて多くの画家が育ちました。今はオリジナル作品を描く画家は300人近くになり、またその作品は全体の20~30%を占めています。
また村では、油絵が盛んになるにつれて、芸術センターやおしゃれなカフェ、アトリエなどが続々と出現し、人気の観光スポットに変身しました。おととしの油絵の売上高は41億5000万元とのことです。(Lin、森)
油絵を描いている観光客(撮影:毛思倩)