北京
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1時間目 CRI時評&職場と独身&独身要因
【CRI時評】
北京で開催された中米の経済貿易ハイレベル協議が15日に終わりました。双方は2日間にわたり、両国の指導者がアルゼンチンでの対話で達成した重要な合意にもとづき、貿易バランス、技術移転、知的財産権の保護、非関税障壁、サービス業、農業、実施メカニズムなどの問題と、中国側が関心を持つ問題について議論しました。
<ライフマガジン>
話題1:職場と独身問題
中国の独身問題、深刻になりつつあります。各業界・業種のうち、高学歴の独身者の割合が高いのです。特に、インターネット、金融、建築業界にこの傾向が目立っており、独身者のうち、大学院卒のエンジニアの割合が最も高く、20.9%に達したました。データによりますと、5割以上の独身者が一人暮らしをしており、わずか3割が親と同居しています。そして、職場における独身者のうち、親と同居している割合は、女性が男性を上回っていたということです。
話題2:独身の三大要因
中国では、若者が独身から抜け出せない三大原因として、「交際範囲が狭い」、「仕事が忙しい」、そして「自分から自発的にアクションを起こさない」が挙がっています。相手の「学歴」、「出身地」、「家庭環境」、「収入」に対する若い男女の注目度は、総じて低かったです。従来の考え方にある「家柄のつり合い」については、現代の若者の配偶者選びにはより多様化する傾向が見られます。また、家族からの「結婚の催促」は、若い独身者にとって最大のプレッシャーの源となっています。
2時間目:<中国の春節> (2)春節帰省ラッシュ
今年、2019年、中国の旧正月、春節は2月5日です。今月の「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目にはスペシャルシリーズとして「中国の春節」をお届けします。今日は2回目、春節の帰省ラッシュについてご紹介します。
「春運(春節運輸の略称)」は春節(旧正月)の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制と言います。2019年、今年の「春運」は1月21日から3月1日までとなっています。去年12月23日から、「春運」初日(1月21日)の鉄道乗車券の販売が開始しました。また春節当日、2月5日の乗車券は1月6日から販売されました。
「春運」という言葉が最初に登場したのは、1980年の「人民日報」でした。改革・開放以降、人の流動に対する制限が緩和されるのに伴い、ますます多くの人が地元を離れて出稼ぎや進学するようになりました。多くの人が春節期間に一斉に帰省することから「世界でも珍しい人口流動」が生じる「春運」となります。地元の郷土料理を食べて、両親の顔を見るためには、どんな苦労があっても物の数ではありません。「春運」には、人々を感動させ、また切なくさせるようなエピソードがつきものです。