北京
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中国にも海外にもブタがテーマの博物館があることをご存じだろうか。こうした博物館はマイナーながら、新鮮さにあふれ興味をそそる存在だ。「北京日報」が伝えた。
ドイツ・シュトゥットガルトにあるブタがテーマの博物館は、1千平方メートルの展示面積にテーマ別に25の展示館が設置され、展示品は5万点に迫る。展示館ではブタの動物としての発展の歴史や人類の歴史で果たしてきた役割を紹介し、テーマにはブタの種族の発展、イノシシ猟、ブタの神聖なシンボル化の意義などがあり、動物学の角度から、また芸術や文化の角度から、深い分析を試みている。面白いのは、この博物館ではおもちゃから木製のカップに至るまで、必ずどこかにブタが入っていることだ。2012年には、23年間旅客を運んだスイス・バーゼルのブタの貯金箱をモチーフにした電車も収蔵され、博物館の目玉になっている。
イタリア・ベネチアにもブタがテーマの博物館があり、ブタが大好きな歯科医によって創立された。収蔵品には絵画、彫刻、おもちゃ、はがきなどがあり、総点数は3万を超える。
中国の南方地域にも同じくブタがテーマの博物館がある。江蘇省にあるブタ文化博物館は総面積約800メートルで、展示会場は2階に分かれ、1階ではブタの歴史、文化、物語などを紹介し、2階ではブタの一生、現代の養豚、未来の養豚などを展示する。古い時代の豚小屋や陶器製のブタ、近代のブタに関する物品なども収蔵する。(編集KS)
「人民網日本語版」より