北京
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「虎鎣:新時代・新運命」をテーマとした特別展が29日、中国国家博物館でオープンしました。円明園の文化財である青銅器の「虎鎣」が返還されてから初めて一般公開されています。
資料によりますと、「虎鎣」はもともと清の皇室が保存し、円明園にありましたが、1860年に英国の士官に奪われ、その後一族で代々保管されていました。しかし去年3月、英国でオークションに出されるという情報が流れ、これを受け国家文物局は取り戻すための準備を進めました。こうした各方面の努力により、去年11月23日に無事北京に戻されました。
専門家の鑑定によりますと、「虎鎣」は、西周時代(紀元前1066~前771年)後半のもので、歴史や科学的、芸術的に貴重な価値があるとのことです。
一般公開は無料で、1ヵ月間行われる予定です。(RYU、森)