北京
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1時間目 CRI時評&旧正月向けの越境EC&職場のストレス
【CRI時評】
国連総会は先月、中国の2019~2021年の国連通常予算の国別分担率を現在の7.92%から12.01%に引き上げ、国連平和維持活動(PKO)予算分担率を15.2%とする案を可決しました。これにより、中国は国連で2番目の通常予算、PKO予算負担国に浮上。中国外交部の報道官は「これは中国が世界第2の経済体として経済の総量と一人当たりの国民総所得を増加させて来た結果。中国の国際的影響力上昇の表れでもある」との見解を示しました。
<ライフマガジン>
話題1:旧正月向けの越境EC
国の越境ECは現在、歳末・旧正月向け商品特需に沸いています。歳末の売れ行きが特に好調で、ある越境EC業者はここ1ヶ月ほとんど休みなしで働いているということです。去年は景気があまり良くないものの、歳末・正月向け商品となると、消費者の財布の紐が緩むようです。
話題2:職場のストレス
ビジネスやプロジェクトのグループチャット、上司が入っていたり、上司が入っていないグループチャット、家族や友人、クラスメートのグループチャット、投票やチケット入手、学習、代理購入といったグループチャットなど、無数の微信(WeChat)グループチャットが、多くの人々をこうした無数のチャットグループに引き入れています。しかし、日に日に増殖していくこうしたグループチャットが、職場で働く若者たちの焦燥感(しょうそうかん)や、ストレスをますます高めています。
2時間目:<中日カルチャーショック2019> (4)中日の不動産開発と都市化建設
新しい一年、2019年を迎えました。今年最初のシーズン、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、<中日カルチャーショック>をお届けします。
近くて遠い国と呼ばれる中国と日本、身近なようで、大いに異なっている相手国の文化、習慣、考え方にスポットを当ててご紹介します。今回は、中日の不動産開発と都市化建設に迫ります。興味のある方はぜひ最後までお聞きください。
最近、日本では、「0円物件」が登場し、中国で話題を呼んでいます。日本に行って、タダで家をもらおうと妄想している中国人さえいます。都市化と高齢化は日本の地方凋落の原因の一つとみられ、あらゆる先進国や一部の発展途上国がこれから直面するか、すでに直面している問題と言えます。日本の今は他国の明日の姿かも知れず、こうした現象や情勢は中国にとっても重要な警告的意味があります。しかし、中国のどこが日本と一番違うかといえば、なんといっても発展が極めてアンバランスだという点にあり、特に都市部と農村部との格差に違いがあります。