北京
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旧暦のお正月(春節)を目前に控え、中国各地には賑やかなムードが漂い、様々な新年のイベントが行われています。
北京市中心部の天橋芸術センターでは19日午後、「2019年中日友好新年音楽会」が開かれました。
ピアノの独奏をはじめ、ピアノとヴァイオリンの二重奏、オペラ音楽など、中日の楽曲を含む全10曲が演奏され、会場を訪れた両国の音楽ファン約500人が、美しい音色と共に楽しいひと時を過ごしました。
コンサート終了後、出演者の一人である中国人ピアニストの許歌卉さんはインタビューの中で、「中国も日本も、同じ北東アジアの国なので、音楽において共通する部分は多いと思います。私はジブリ映画の音楽が大好きで、ドイツに留学していた頃は、日本人のクラスメートとよく音楽について交流しました。今後、もっともっと日本人ピアニストとの共演ができるよう期待しています」と語りました。
また、中国を初めて訪れた日本人ピアニストの日高志野さんは「もうすぐ中国のお正月と聞いて、『花のワルツ』を会場の皆さんへ届けました。同じアジアの日本と中国が、一緒に発展して、ずっと仲良くしていき、今日のような音楽会での共演の機会が増えると良いと思っています」とコメントしました。
「2019年中日友好新年音楽会」は、中国人民対外友好協会と中国日本友好協会、河合音楽教育・中日友好交流基金の共同主催によって行われました。(取材:トントン、張強)
演奏中の中国人ピアニスト許歌卉さん
演奏中の日高志野さん
インタビューを受ける日本人ピアニスト日高志野さん(右)