北京
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完成後のイメージ
2019年北京国際園芸博覧会は4月29日から北京で行われます。同博覧会は、博覧会国際事務局(BIE)と国際園芸家協会(AIPH)の承認を得た最上位の国際博覧会で、中国での同博覧会開催は1999年の昆明博覧会以来となります。
建設中の中国館
建設中の国際館
北京博覧会は「緑の生活、より良い生活」をテーマに、中国政府が催し、北京世界園芸博覧会事務調整局が開催主体となり、4月29日から10月7日までの162日間開かれる予定で、入場者数は1600万人を超えると見込んでいます。
開催まで100日を切る1月20日を前に中国貿易促進会、北京世界園芸博覧会事務調整局、開催地・北京市延慶区政府は記者会見を行い、北京博覧会の特徴や準備作業の進捗状況など関連情報を明らかにしました。
北京博覧会の特徴として、参加予定国や国際組織が110、NGOが120を超え、これまでの参加団体数記録を更新したこと、パレードやフォーラムなど多彩なイベントが2500回予定されていること、広い展示面積、数多くの展示物、5G技術を初めて導入することが挙げられました。
また、博覧会の準備作業について主催者側は「工事の実施はすでに最終段階入った。中国館、国際館、生活体験館、植物館などは展示物のセッティングを始めている」と明らかにしました。
さらに開催までの活動重点について主催者側は、各工事の順調な完成、会場の管理、警備、応急メカニズムを整え、サービス体制の確保に力を入れると同時にオープニングセレモニー、中国館などのイベントに備えて準備を進め、観光客を迎える準備やボランティアの募集、博覧会のPRなどに努めていくということです。(取材:Mou)