北京
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日本産米等の日本産食品を使用し、日本各地の魅力ある料理の普及と消費拡大を目的としたプロモーションイベントが17日から31日にかけて、北京と上海で展開されます。これに先立ち、「日本大米、餐桌上的臻品(食卓の至高の品 日本産米)」をテーマとしたキックオフセレモニーが17日午後、北京フォーシーズンズホテルで開催され、多くの著名ゲストやインフルエンサー(KOL)、メディアらが日本食の魅力を体験しました。
イベントに参加した横井裕駐中国特命全権大使は、中日関係の改善と発展を振り返り、「昨年、中国からの訪日旅行者数は過去最多を記録した。各地の美食は中国の方々を引き寄せた大きな原因だと思う。日本産米が、離乳食やより簡単な楽しみ方、ECサイトによる中国での販売など、更なる利便性と新たな魅力により、中国の方々にとって、より一層身近なものになることを期待している」と語りました。
鈴木憲和外務大臣政務官は、「日本食の輸出は日中双方の経済利益にプラスになる。食分野の交流が活発になることにより、日中関係が前進することを期待している」とし、「日中関係の発展が昨年の勢いを保ち、2019年も実り多き一年にしたい」との思いを語りました。
中国でも大いに人気を集めたドラマ「孤独のグルメ」で主演を務めた松重豊氏は、「日本米は地域によって特色と食べ方が異なり、千差万別な楽しみ方がある。中国の方々にも日本米のおいしさを再発見していただければと思う」と述べました。
セレモニーを皮切りに、日本食の認知度を更に広めるため、18日から31日にかけ、北京市と上海市の計16の日本料理店で日本米を使用した日本料理フェアが開催されます。フェア会場では、蒸しぶり寿し、福岡の柳川風うなぎの蒸篭蒸し、特選親子丼、おにぎり、地域をイメージとしたランチセットなどを含む特別メニューが期間限定で提供されるとのことです。(文責:張怡康 映像:オウギ)