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1時間目 CRI時評&故宮角楼カフェ&故宮ドキュメンタリー
【CRI時評】
中国の衛星測位システム「北斗3号」が先月27日、世界を対象に運用をスタートさせました。これは米国のGPS、ロシアのグロナス、欧州連合(EU)のガリレオに次ぐ、世界第4の衛星測位システムです。中国は2000年に最初の北斗試験衛星を打ち上げました。この18年間で宇宙へと向かった衛星は試験衛星4基、北斗1号、北斗2号、北斗3号など43基に上ります。それらがカバーする範囲は中国本土、アジア・太平洋地域、「一帯一路」沿線、そして全世界へと広がりました。
<ライフマガジン> 故宮の話(後篇)
話題1:故宮の角楼カフェ
<ライフマガジン>では、先週に引き続き、「故宮」をテーマにご紹介します。故宮とは、中国の明と清の時代の皇帝のお住まいである「紫禁城」のことです。最近、故宮をめぐる文化・クリエイティブグッズの開発やドキュメンタリーの制作など、ホットな話題となっています。先月1日、故宮博物院の神武門外にある故宮角楼カフェが営業を始めました。故宮に入らなくても、「ロイヤルムードのコーヒー」を味わい、故宮の文化に触れることができます。
話題2:故宮ドキュメンタリー
記念グッズやイベント、カフェなど特色のある店のほか、故宮は文化番組の制作にも取り組んでいます。例えば、「紫禁城」という大型ドキュメンタリーは、2020年の紫禁城建造600周年と故宮博物館設立95周年を記念して制作された番組で、2020年9月に放送が予定されています。「紫禁城」の段階的な成果である、先週も紹介した文化番組の「上新了・故宮(故宮フェア・新発売)」はすでに毎週金曜日北京時間の夜9時に、北京衛星テレビで放送されています。
2時間目:<中日カルチャーショック2019> (2)日本の人口争奪戦
新しい一年、2019年を迎えました。今年最初のシーズン、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、<中日カルチャーショック>をお届けします。
近くて遠い国と呼ばれる中国と日本、身近なようで、大いに異なっている相手国の文化、習慣、考え方にスポットを当ててご紹介します。今回は、日本の人口争奪戦に迫ります。興味のある方はぜひ最後までお聞きください。
現在、中国の二線都市と三線都市の一部が人材争奪戦を熱く展開しています。お隣の日本でも、東京圏以外の地方都市では何年にもわたって人口争奪戦が繰り広げられています。ここ数年来、日本の地方都市はそれぞれの特色に合わせて、さまざまな移住政策を持続的に打ち出してきました。無料で住まいを提供するところもあれば、育児支援をアピールするところもあります。