北京
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1時間目 二十四節気「小寒」
小寒は二十四節気では、後ろから数えて2番目の節気で、真冬の到来を意味します。小寒前後、気温は北京周辺だと平均で氷点下5度、東北三省は平均で氷点下30度、内蒙古と新疆は平均で氷点下20度、秦嶺と淮河一帯になると0度ほどで、各地で厳しい冷え込みが続きます。
小寒は西暦では1月5日に当たり、小寒が過ぎると春節(旧正月)ムードが徐々に濃くなっていきます。農家の人々は農閑期に入り、農道具などの補修をしたりして、春節を迎える準備をします。この時期の食べ物としては、羊肉と牛肉のしゃぶしゃぶ(火鍋)、甘栗、焼き芋などが人気です。北京の街角では、多くの甘栗屋が店を出し、人気店になれば、長い行列ができます。
そのほか、南京では小寒を迎えるため、市民が菜飯(野菜ご飯)を作り、広東省では朝食としてもち米ご飯を食べる習慣があります。
2時間目 江西省贛州市の観光スポットとグルメ
贛州市は江西省の南にある町で、江西省で面積が一番大きい、人口最多の町です。面積は3万9379平方キロ、常駐人口は974万人です。山地、丘陵、盆地が多い地域で、気候は亜熱帯モンスーン気候です。
この時間では、現地の有名な観光スポットとして通天岩風景区、贛州古代の城壁(宋代)や同市のシンボルである八鏡台(楼閣)のほか、現地のグルメとして、三杯鶏、民間瓦罐湯のほか、全国一の名物であるネーブルオレンジをご紹介します。是非、お聞きください。(まとめ:任春生)