北京
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第2回「日本映画新作展(ジャパニーズ・フィルム・フェスティバル)」が1月11日から13日にかけて上海の映画館「大光明電影院影院」と「UME新天地国際影城」で開催されることが決まりました。同展は、上海国際映画祭センターと日本の独立行政法人国際交流基金(The Japan Foundation)および公益財団法人ユニジャパンの共同主催によるもので、日本映画の最新作6作品が上映される予定です。新作展ということで、上映作品はすべて2018年4月以降に日本で公開された作品で、そのうち1作品は日本を含む世界初公開、2作品が海外初公開、1作品が中国初公開となっています。
【上映作品一覧】
●寝ても覚めても(日本公開日:2018年9月1日)
中国題:夜以継日
監督:濱口竜介
主演:東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉
第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された濱口竜介監督の商業映画デビュー作。芥川賞作家・柴崎友香の同名恋愛小説を東出昌大と唐田えりかの主演により映画化。
●ハナレイ・ベイ(日本公開日:2018年10月19日)
中国題:哈納莱伊湾
監督:松永大司
主演:吉田羊 佐野玲於 村上虹郎 佐藤魁 栗原類
2005年に発表された村上春樹の短編小説集「東京奇譚集」に収録された同名小説を実写映画化。『トイレのピエタ』などの松永大司監督がメガホンをとり、吉田羊、佐野玲於、村上虹郎らが主演を務めています。
●きみの鳥はうたえる(日本公開日:2018年9月1日)
中国題:你的鳥児会唱歌
監督:三宅唱
主演:柄本佑 石橋静河佐 染谷将太 足立智充 山本亜依
柄本佑や染谷将太、石橋静河ら若手実力派俳優が共演した青春ドラマ。『そこのみにて光輝く』などで知られる作家・佐藤泰志の同名小説が原作で、原作の舞台を東京から函館へ移し、『Playback』などの新鋭監督・三宅唱がメガホンをとっています。
●ういらぶ。(日本公開日:2018年11月9日)
中国題:青渋之恋
監督:佐藤祐市
主演:平野紫耀 桜井日奈子 玉城ティナ 磯村勇斗 桜田ひより
星森ゆきもの人気コミック「ういらぶ。 初々しい恋のおはなし」を実写映画化。同じマンションで一緒に育った高校生の凛、優羽、暦、蛍太の美男美女4人組をジャニーズJr.の人気ユニット「Mr.KING」の平野紫耀、『ママレード・ボーイ』の桜井日奈子、『PとJK』の玉城ティナ、『覆面系ノイズ』の磯村隼人が熱演。
●翔んで埼玉(日本公開日:2019年2月22日)
中国題:飛翔吧!埼玉
監督:武内英樹
主演:二階堂ふみ GACKT 伊勢谷友介 ブラザートム 麻生久美子
漫画家の魔夜峰央が1982年、当時自らも居を構えていた埼玉県を自虐的に描いたギャグ漫画を、二階堂ふみとGACKTの主演で実写映画化実現。監督は「のだめカンタービレ」シリーズ、「テルマエ・ロマエ」シリーズと、中国場も果たした『今夜ロマンス劇場で』の武内英樹。日本にも先駆けて、中国でのワールドプレミア上映となります。
●クソ野郎と美しき世界(日本公開日:2018年4月6日)
中国題:臭小子与美麗世界
監督:園子温 山内ケンジ 太田光 児玉裕一
主演:稲垣吾郎 草なぎ剛 香取慎吾
元「SMAP」の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演するオムニバス映画。「園子温監督×稲垣吾郎」のエピソード1「ピアニストを撃つな!」、「山内ケンジ監督×香取慎吾」のエピソード2「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」、「太田光監督×草なぎ剛」のエピソード3「光へ、航る」、それに、「クソ野郎★ALL STARS」が出演し、すべてのエピソードの物語がつながる児玉裕一監督の「新しい詩(うた)」という4つのストーリーで構成されています。