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1時間目 CRI時評&超人気の故宮グッズ&故宮の中国祭
【CRI時評】
習近平国家主席は12月31日、中国中央ラジオテレビ総台(チャイナ・メディア・グループ)とインターネットを通じて、2019年の新年のあいさつを発表し、国内外の人々に祝賀のメッセージを送りました。習主席はあいさつで、中国が2018年に獲得した発展の成果を総括し、中国人一人一人が新たな一年も夢に向かって走る努力を続けるよう励ましました。習主席は同時に、世界平和や共同発展を促進することに対しての中国の不退転の誠意と善意を表明しました。
<ライフマガジン> 故宮の話(前篇)
話題1:超人気の故宮グッズ
いま、毎週金曜日に中国で放送されている文化系番組「上新了·故宮(故宮フェア、新発売)」は大きな話題を引き起こしています。なぜかというと、番組に紹介された故宮グッズは超人気商品となり、ほぼ発売日当日に完売されるということです。<ライフマガジン>では、「故宮」をテーマにご紹介します。故宮とは、中国の明と清の時代の皇帝のお住まいである「紫禁城」のことです。最近、故宮をめぐる文化・クリエイティブグッズの開発やドキュメンタリーの制作など、ホットな話題となっています。今週と来週はこれに関する最新情報をいち早く掻い摘んで、日本の皆さんにご紹介します。中国文化に興味お持ちの方はぜひ聞き逃さないように。
話題2:故宮の中国祭
故宮博物院は去年の末頃、「故宮中国節」など、3つのテーマ別総合クリエイティブプロジェクトをスタートし、文化財、科学技術、芸術要素をコラボさせ、イマージョン・スタイルとインタラクティブ・スタイルという手段を利用して、旧正月の構成要素や結婚式における儀礼、および科挙文化を紹介しています。
2時間目:<中日カルチャーショック2019> (1)中国市場で奮闘している日本企業
新しい一年、2019年を迎えました。今年最初のシーズン、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、<中日カルチャーショック>をお届けします。
近くて遠い国と呼ばれる中国と日本、身近なようで、大いに異なっている相手国の文化、習慣、考え方にスポットを当ててご紹介します。今回は、中国市場で奮闘している日本企業に迫ります。興味のある方はぜひ最後までお聞きください。
2018年に入ってからというもの、中日の政治的関係が目に見えて改善し始めています。また実際、これ以前からもすでに近年東南アジアに移転していた日本企業が、続々と中国へ「戻る」現象が生じています。1990年代から、日本企業にとって中国は常に一番の海外の投資先となってきました。そして、中国が世界貿易機関(WTO)に加盟してからは、日本企業の中国工場建設のための投資がピークを迎えました。その後、投資が減少したこともあったものの、常に高水準を保ってきました。しかし、12年、安倍晋三首相が政権を握ってからは、「中国崩壊論」が日本で噴出したことに加えて、中国における人件費が高騰し、ベトナムやタイ、インドネシア、インドなどの東南アジアへ移転する日本企業が相次いです。ところが2017年になると、また潮目が変わりました。日本の国際協力銀行(JBIC)の調査では、日本企業が中国へ「戻る」現象が生じていることが明らかになっています。