北京
PM2.577
23/19
聞き手:王小燕
「日本の自治体職員在中国 加油!」シリーズ65回のゲストは鹿児島県特産品協会上海代表処の伊瀬知強さんです。近代日本のスタートとなった明治維新から150周年になる2018、NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の放映で、認知度向上中の鹿児島。なんと、上海までの直線距離が800キロ!東京よりも近いとは。中国と近い立地にあることもあり、昔から濃厚な交わり合いがありました。現在は、省県レベルでは、江蘇省と青少年、文化、学術交流などを展開していますが、それ以外にも鹿児島市と湖南省長沙市、薩摩川内市と江蘇省常熟市、南さつま市と江蘇省宿遷市など、市町村レベルでの地方交流も盛んに展開されています。
伊勢知さんは今回はピンク色のハッピー姿でマイクの前に座りました。文字通り、鹿児島を背負っての出演となります。中国における鹿児島焼酎文化の普及の現状、魅力的な離島の観光資源、グルメのおいしさなどをめぐって、分かりやすく紹介してくれています。
鹿児島県は、去年、なんと「焼酎大使」に中国人を起用!「かごしま焼酎大使」として白羽の矢が立ったのは、上海生まれのベテラン俳優・林棟甫(リン・ドンフウ)氏(61歳)。焼酎大使としては第2号であり、外国人としては初だそうです。「本格焼酎の最大の海外輸出国は中国であり、今後も市場拡大が期待されている」と伊勢知さん。リン氏は無類のジャズ好きとしても知られており、現在は上海の中心地で「ジャズ喫茶」ならぬの「ジャズ焼酎」の店を経営しているそうです。
「櫻島は危なくないですか」
「火山灰を生かしたプレゼントはないか」
「火山灰は植物を栽培したり、有効利用の方法はないのか」
「黒豚に黒牛、黒さつま鶏に黒酢、焼酎の瓶まで黒い。黒が多いように感じますが…」
スタジオには、CRIのインターン生も収録に立会い、次から次へと出された質問に対しても、伊勢知さんは余裕の様子でした。詳しくは番組をお聞きください。
【プロフィール】
伊瀬知 強(いせち つよし)さん
公益社団法人鹿児島県特産品協会上海代表処 首席代表
1967年 鹿児島県鹿児島市生まれ
1991年3月 鹿児島大学法文学部卒業
1992年4月 鹿児島県庁入庁
2002年4月~2004年3月 自治体国際化協会シンガポール事務所で勤務
2004年4月~2013年3月 観光課、企画課、国際交流課、かごしまPR課などで勤務
2018年4~ 公益社団法人鹿児島県特産品協会上海代表処で勤務
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