北京
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1時間目 CRI時評&流行語に纏わる議論&癌治療のための訪日ブーム
【CRI時評】
「中国の奇跡」「人類発展史上前列のない成果」……これが、国際社会における中国の改革開放に対する一般的な評価です。この奇跡は、どのようにして生み出されたのか? この奇跡は中国と世界に何をもたらしたのか? 中国で18日に開催された改革開放40周年記念大会で、習近平・中国共産党中央総書記兼国家主席は重要演説を行い、全面的かつ体系的に中国の改革開放の40年の歩みの歴史、獲得した成果、その意義と貴重な経験を振り返り、新たな時代に改革開放を改めて前進させていくことを広く呼びかけました。
<ライフマガジン>
話題1:流行語に纏わる議論
上海の語言文学雑誌「咬文嚼字」編集部は今月3日、2018年「流行語トップ10」を発表しました。「命運共同体(運命共同体)」、「錦鯉(強運の持ち主)」、「店小二(給仕)」、「教科書式(マニュアル通り)」、「官宣(公式発表)」、「確認過眼神(一目見て分かった)」、「退群(グループ退会)」、「仏系(仏のように物事に拘泥しないこと)」、「巨嬰(巨大児)」、「杠精(へそ曲がり)」が選ばれましたが、これまでのような爆発的な流行とはなっておらず、社会全体で爆発的な人気を誇り、誰もが注目するような流行語は少なく、そのほとんどがある限定されたグループの間で流行した「局部的流行語」だと指摘されています。
話題2:癌治療のための訪日旅行ブーム
「医療観光」で日本を訪れる中国の高所得者層をより多く誘致する目的で、日本政府は2010年、「医療滞在ビザ」の発給をスタートし、治療のために日本を訪れる中国人がん患者が急増しています。なかでも一部のがん患者が日本でより質の高い治療を受けることを望むようになってきています。
2時間目 <チャイナ・ライフ2018>(4)消費生活のバーションアップ
今年、2018年もそろそろ終わりに近づいてきました。この一年、中国でどんな新しい出来事があったのか、中国人のライフスタイルにどんな新しい変化が現れたのでしょうか。「ハイウェイ北京」、今月から月曜日の2時間目には、SPシリーズ・「チャイナライフ2018」をお届けします。この一年中、中国人の生活にまつわる新しい出来事や変化を取りまとめてフラッシュバックしましょう。今日は最終回となる4回目、中国人の消費生活のバーションアップに迫ります。興味お持ちの方は是否最後までお聞きください。
人々の生活水準が絶えず向上するにつれ、消費が全体としてバージョンアップしています。これは大きな流れであるだけでなく、長期的な流れでもあります。現れ方としては、消費する品目が変化したり、差別化された商品の消費構造が変化したりします。消費のタイプにおいて実物消費が減少しサービス消費が増加していること。中級~低級の消費財に対する志向が低下し、高級志向が上昇していることなど、さまざまな現象から、いまの消費行動がバージョンアップの道を歩んでいることがわかりました。