北京
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中日平和友好条約締結40周年を記念するため、中国政府は10月、日本につがいのトキ「楼楼」と「関関」を贈りました。中国から日本にトキを贈るのは11年ぶりのことで、日本のトキ繁殖に協力するためであり、トキで結ばれている両国の友情を続けるためでもあります。
トキは中国では「吉祥の鳥」とされ、日本では伝説の中で「仙人が飼っているツル」として、両国の国民に好まれています。現在、この2羽のトキは新潟県佐渡トキ保護センターで暮らしています。
中国が日本のトキ繁殖に協力すると同時に、日本も政府と民間の保護プロジェクトを通じて、中国のトキ生息地の保護活動を支援しています。トキの保護をめぐる両国の協力は、世界の野生動物保護史上における成功モデルとなっています。
佐渡市の三浦基裕市長は、「トキは中国と連がる絆になっている」と示し、中国外交部の耿爽報道官もこれに先立ち、「トキは既に両国人民の友情のシンボルになっている」と述べました。(玉華、星)