北京
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会場の様子
中国国際青年交流センター、中国共産主義青年団北京市委員会、日本友愛協会の共催による第5回「友愛国際写真コンクール」の表彰式が21日、北京の21世紀飯店で開催されました。
一等賞を受賞した楊肇驰さん
今年は7月から9月まで募集し、数十カ国から約1万点余りの作品が寄せられ、最終的に一等賞1名、特別友愛賞が2枠、二等賞2名、三等賞2名、優秀賞2名が選ばれました。このほかインターネット人気賞2名、携帯電話の撮影による写真賞なども設けられました。
中国国際青年交流センターの馬興民センター長
中国国際青年交流センターの馬興民センター長は、「今年は中日平和友好条約の締結から40年で、写真ファンがそれぞれ多彩なアングルで友愛、平和、グリーン、人と自然というテーマを表現した。このコンクールはもう5年目で、国内外で多くの若手写真ファンに注目されている。今後も、中日双方がこれをきっかけに、写真という芸術を通じてより多くの若い世代に青春のパワーを広げてほしい」とコメントしました。
挨拶に立つ日本友愛協会の川手正一郎理事
また、日本友愛協会の川手正一郎理事は、「友愛賞を受賞した2枚の写真にとても感動した。『荷花辺』(蓮のそばに)に映った子供は天真爛漫な笑顔で、まさに人と人の間に真心を表したと感じた。笑顔と感謝の気持ちを持っていれば、きっと人生も幸せになるはず。また『佛趣』に写った子犬は足でありがとうのポーズをしており、これこそこのコンクールにふさわしい愛というテーマだと思う。国境はあっても人と人の心には境目はない。写真は生活をそのまま映しただけでなく、友愛の心を表す窓とも言える」と話しました。
友愛国際写真コンクールは2014年に始まり、写真を通じて各国の人々が理解し尊重し合い、交流や協力を深めることを目的としています。(取材:とんとん 校正:森)
江河さんによる作品「蓮のそばに」
黄建軍さんによる作品「佛趣」