北京
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12月19日に故宮博物院が行ったVR作品「御花園」発表会の様子
長らくその姿を消していた故宮・御花園の本来の風景が19日、バーチャルリアリティー(VR)技術によって再現されました。見学者はかつての美しい景観を鑑賞できるだけでなく、現実では近寄ることができない堆秀山に登ることなどもできます。
長さ20分のVR作品「御花園」は、15分間の紹介パートと5分間のインタラクティブなゲームパートからなっています。先進的な3Dレンダリングエンジンを使って、光と影をリアルタイムで表現し、御花園の一日の変化を細やかに表現しています。かつて、御花園で実際に飼育されていた子鹿や、泳いでいた魚、植えられていたカイドウの木までが、バーチャルで復元されています。
故宮博物院の単霁翔院長は、「この『VR故宮』は来年から巡回上映を開始する。公式サイトのローンチも予定されており、データがアップロードされれば、ユーザーは家から一歩も出ずに故宮を見学することも可能になる」と明らかにしました。(Yan、謙)