モネの巨大油絵『枝垂れ柳と睡蓮の池』が初めて競売へ

モネの油絵『枝垂れ柳と睡蓮の池』

　世界的なオークションハウスとして知られるクリスティーズは来年2月27日、「世に隠れる光彩：個人所蔵の重要な印象派傑作と現代傑作」と題するオークションをロンドンで開催する予定です。その先行イベントとして、競売にかけられる4点の作品の中国巡回展が、12月8日と9日に北京で、12日と13日に上海で行われました。

　オークションに出品されるのは、すべて19世紀末から20世紀までの芸術界における重要なシンボル的作品であり、落札総額は1億ドルを超える見込みです。

　ヨーロッパの現代主義における先駆者の傑作として、ピエール・ボナール、ポール・セザンヌ、ゴッホ、アンリ・マティス、クロード・モネなどの巨匠の作品25点が含まれ、中でも、モネの巨大油絵『枝垂れ柳と睡蓮の池』がオークションに登場するのは初めてだということです。（李陽、謙）