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1時間目 CRI時評&若者の消費志向&中国市場撤退
【CRI時評】
ドイツのメルケル首相が先日、与党キリスト教民主同盟(CDU)の党首を年末に退き、2021年の首相任期満了を以て政界から引退する考えを明らかにしました。このニュースは世界に衝撃を与えています。
<ライフマガジン>
話題1:中国若者の消費志向
中国青年新聞社社会調査センターと問巻網はこのほど、18歳から35歳の若者1969人を対象とした調査を実施し、商品を購入する際に、「ブランドを重視する」と答えた若者は32.5%、「品質を重視する」とした人は52.6%に達し、「身近にいる若い人は、理性的な消費を実践していると思う」と答えた人は78.1%に上ったということです。人々は、家庭環境など各人が置かれたミクロの環境には違いがあり、この違いが消費行為に直接影響を及ぼし、同じ人であっても、その消費行為は、消費環境の変化によって変動する見込みです。
話題2:日系自動車メーカーの中国市場撤退
日本のスズキ自動車は中国現地生産から撤退する方針を固め、提携先の長安汽車との協力関係も解消する方針で、スズキは合弁会社から手を引くとすでに決めているという。しかし、業界関係者は、スズキの中国撤退は非常に「危険」な選択だと見ており、正しい選択は中国市場で製品の投入ペースを加速すると同時に、中国の電動化の流れとともに歩み、世界の他の地域でも新しい流れに適応できる力を確実に身につけることだろうとの考えを示しています。
2時間目:<チャイナ・シアター>
(4)中国ドキュメンタリーのソフトパワー
今月から<ハイウェイ北京>、月曜日の2時間目には、SPシリーズ<チャイナ・シアター>をお届けします。中国の映画やドラマの最新情報、そして、中日合作映画やアニメ作品などにスポットを当ててご紹介します。4回目は中国ドキュメンタリーのソフトパワーにクローズアップします。
ドラマだけでなく、ドキュメンタリー作品も中国文化が海外進出を図る上で欠かすことのできない分野です。イギリスのメイ首相は訪中にあたり、習近平国家主席にBBC製作の『ブルー・プラネット2』をお土産に贈ったことがあるそうです。このたった一枚のディスクから、有益な啓示を得ることができると思います。一つの国にとって、自国のドキュメンタリーが有しているレベルの高さとテーマの深さは、ある意味で自国文化への自信とその国がもつ科学技術のイノベーションの高さを示していると言えるでしょう。