北京
PM2.577
23/19
11月19日から中国で上映中の岩井俊二監督の初中国映画『你好,之華(Last Letter)』ですが、その日本版も岩井監督の手により、松たか子の主演で制作されたことがわかりました。撮り下ろされた日本版のタイトルは『你好,之華』の英題と同じ『Last Letter』で、来年に公開される予定です。
映画『你好,之華(Last Letter)』とその日本版『Last Letter』はいずれも岩井監督による小説『ラストレター』が原案で、日本版では、同じく岩井監督の作品『四月物語』(1998)で主演を務めた松たか子がヒロイン役に抜擢され、共演は広瀬すずや神木隆之介、福山雅治など豪華なキャスト陣となっています。
日本版の撮影は岩井監督の故郷である宮城県や東京などで行われ、今夏にクランクアップしたということです。音楽は『スワロウテイル』(1996)や『リリイ・シュシュのすべて』(2001)でタッグを組んできた小林武史が担当し、岩井監督の友人でもある脚本家・北川悦吏子もゲスト出演しているということです。(ミン・イヒョウ 謙)