北京
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「心の風景」をテーマにした「生の芸術」の個展が20日、南京の金陵図書館で開かれ、自閉症患者である品方さん(24歳)の作品およそ100点が展示されました。自閉症患者は言葉で自分を伝えることができませんが、絵画で世間とコミュニケーションする方法を見出しています。
「生の芸術」とは、フランスの画家であるジャン・デュビュッフェ(Jean Dubuffet)が1945年に打ち出した概念であり、主に正規の教育などを受けていない人たちが創作した作品を示すものです。
品方さんの家族は「生まれつき絵の才能があり、それで自分を表現できる方法を見出せた。また自閉症もかなりよくなった」とコメントしました。
この個展は、「生の芸術」を少しでも多くの人が理解するようにとの期待がこめられてます。(とんとん、森)