北京
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写真:角谷公英デジタル営業部長
フジテレビ営業推進センターの角谷公英デジタル営業部長は7日、第1回中国国際輸入博覧会(CIIE)でCRI記者の取材を受けた際、「輸入の『ワールドカップ』に値する今回の博覧会でより良質な『シュート』を打てるような作品を引き続き世界に出したい」との意気込みを示しました。
フジテレビの中国市場への参入は1990年代から始まり、『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』といった往年の名作から、今年の『万引き家族』まで、数々の作品を中国で大ヒットさせています。近年は中国の大手動画サイトと業務提携をするなど、中日韓で多くのコンテンツを制作する流れとなっています。
中国市場でのこれからの動きについて、角谷部長は「近年では『日中映画共同製作協定』が結ばれたことを背景に、共同出資による作品作りが一つのモデルになっている。中国で認められるコンテンツや、中国の視聴者の文化、習慣、好みを冷静に分析して、良質な作品制作に努めたい」と述べました。
2011年にも一度上海を訪れたことがあるという角谷部長は、今回の上海は「東京よりも活気に溢れる都市に感じる」として、このような都市で行われた輸入博を「輸入のワールドカップ」とたとえました。その上で、「参加できただけでも十分に思う。これからはより大きな『シュート』を打てるような作品をどんどん世界に出していきたい」と語りました。(文責・写真:張怡康)