北京
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中国の改革開放40周年を記念するため、北京国際撮影ウィーク2018組織委員会の主催による「40年の振り返り、齋藤康一中国撮影作品展」が4日に中華世紀壇芸術館で開幕し、撮影界の関係者ら約100人が開幕式に参加しました。
齋藤康一さんは現代日本の人物写真家で、中日友好の目撃者として、中国社会の発展を長期に渡って注目しています。1965年に初めて中国を訪問して以来、80回以上中国を訪れて中国各地を撮影し、この40年余りの中国の天と地がひっくり返るほどの巨大な変化をカメラのレンズを通して記録してきました。
改革開放以後40年間の発展の変化について、齋藤さんは「中国に起きた巨大な変化は、想像を遙かに超えている」と語り、「今年は中日平和友好条約締結40周年にもあたる。今後も撮影展のようなイベントを通して、両国の民間友好交流を深めていきたい」と述べました。
今回の写真展は、斎藤さんが中国各地で撮影した写真から80枚を厳選して展示しています。都市の変遷、農村の景観、庶民の暮らしなど、改革開放40年間の中国社会と庶民生活の巨大な変化を、客観的かつ現実的に写真を通して垣間見ることができます。来場者と共に中国の奮闘と苦労の軌跡を振り返り、成功の栄光を共有して、さらなる改革開放を堅持する勇気と強い思いを奮い立たせる作品展となっています。
「40年の振り返り、齋藤康一中国撮影作品展」の開催期間は、11月2日から18日までです。(取材・写真:趙雲莎)