北京
PM2.577
23/19
こんにちは、日本人スタッフの森です。スポーツの秋たけなわということで、10㎞マラソンで好タイムをマークした翌週末の10月27日、絶好の日和のもとで今度はハーフマラソンを走りました。
会場はまたもオリンピック公園で、こちらがスタート地点です。日差しが反射して少し見づらいですが、アーチの左右に「医起跑馬拉松」と書いてあります。そう、この大会は主に医療関係者を対象にしたマラソンで、私は一般枠でエントリーしました。つまり「医師と一緒にマラソンを走ろう」という趣旨の大会です。
こうした趣旨に合わせて、お年寄り向けに「慢性病に注意しよう」とか、選手向けに「レースの後は体の手入れを」などと呼びかける看板も設置されています。また食品会社が協賛しており、お菓子やカップ麺を提供しています。カップ麺はあまり健康的でない気もしますが。
ところで肝心のレースの方ですが、運営側の不手際でスタート時間が大幅に遅れ、選手たちはスタート地点に30分近く立ちっぱなしでした。それとコースの状態はこんな感じでした。
ご覧のように人だらけです。この日は絶好の行楽日和で木々もきれいに色づき、見物客がどっと繰り出した上に、ほかのマラソン大会やウォーキング大会も同時に行われ、大変な混雑ぶりでした。スタート待ちで体が冷えたこともあって、走り出してすぐにタイムをあきらめ、完走狙いに切り替えました。
イチョウ並木の中をマイペースで走ります。ただ人波を縫うように進む場面もありました。
終始ゆっくり走ったので、このように彩のある景色を楽しむ余裕もありました。
フィニッシュタイムは1時間43分59秒で、平均キロ5分弱のジョギングペースでした。スピード的に不完全燃焼でしたが、とりあえず今シーズン最後と思われるレースを無事完走した充実感はありました。
今年もあと2か月ほどとなり、北京はこれから寒い冬を迎えますが、来シーズンに備えて月間300㎞を目標にじっくりと走り込みたいと思います。(森 雅継)