北京
PM2.577
23/19
会場の様子
欧曉理国家発展改革委員会社会発展局局長
国家発展改革委員会と日本の経済産業省が共同主催する第1回中日介護サービス協力フォーラムが23日、北京で開催されました。フォーラムは「中日介護サービス業の協力と発展に関する共に直面するチャンスと責任」をテーマとしたもので、今年5月に李克強総理が訪日中に締結した中日間におけるサービス産業協力の発展に関する覚書の実行を後押しするものとなっています。
中日平和友好条約締結40周年の年に当たる今年に行われるこのフォーラムは、介護サービスに関する両国政府の政策意思疎通や関連企業間の実務協力に重要な意義を持つとみられています。国家発展改革委員会社会発展局の欧曉理局長は挨拶で、「中国は2017年の時点で、高齢人口が2億人以上に達している。人口高齢化は両国にとって共に直面しているチャンスと課題と言える。双方は人口高齢化と介護サービスの発展において、それぞれの優位を発揮し、対応措置をとり、問題を解決していくべきである」と語りました。
また、フォーラムでは、中日の政府関係者と専門家らが介護サービスをめぐる各自の現状を紹介したうえで、将来に双方に大きな協力の可能性が存在するとの認識を示しました。