北京
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中日平和友好条約締結40周年を記念して、新潟県の中国総領事館は18日、「中日メディア交流会」を開催しました。東京特派員の中国記者や総領事館業務エリア内の主なメディア代表が一堂に会し、両国関係や地域の経済交流、メディア間の交流について意見交換しました。
この場で日本大使館の郭燕公使が、「中日関係の新境地を切り開こう」と題した基調講演を行いました。その中で、「平和友好条約を締結して40年間、中日関係は条約で確立された平和と友好という方向性に従って発展してきており、両国民に確実な利益をもたらした。条約は、40年後の今も中日関係に重要な意味を持っている」と述べました。また、安倍首相の訪中について、「中日両国の政治的相互信頼を増進し、双方の各分野における実務交流と協力を深め、中日関係が正しい軌道に戻った上で新たな進展を果たすことを希望する」と語りました。
また、総領事館の孫大剛総領事は挨拶で、「中日関係が改善と発展という新たな時期を迎えている中、中国の主なメディアや総領事館内のメディア代表が一堂に会し、両国平和友好の初心をともに温めなおすということに特別な意義がある」と語りました。
そして、新潟県の花角英世知事からメッセージが送られ、「日中平和友好条約締結40周年である今年、李克強総理が日本を訪問し、ロシアで開催された東方経済フォーラムで安倍首相と習近平国家主席が会談した。さらに、今月は安倍首相が中国を訪問する予定であり、国レベルで友好関係の一層の発展が期待される」と述べられています。
交流会では、中国メディアの代表と新潟、福島、宮城の各地方メディアとのディスカッションが行われ、両国関係や地域の経済交流、メディアの交流などについて意見が交わされました。(文責、写真:東京支局特派員 李軼豪)