北京
PM2.577
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1時間目 二十四節気「霜降」
毎年10月23日付近は、二十四節気の「霜降」です。霜降は、気温が徐々に低くなり、霜が降り始めるということを意味します。北方地域では、霜降を迎える頃、東北部の北部、内蒙古東部と西北部の殆どの地域は平均気温が氷点下になります。一方、中国の南方地域では、農家は種まきや作物の収穫などで忙しい時期です。
霜降を迎えると、菊の花を観賞したり、柿を食べたりするなどの風習が現在でも残っています。そして、この頃に羊肉やウサギ肉を食べて、体を丈夫にするという民間の伝統的な考え方があります。
霜降は秋の最後の節気で、これが過ぎると本格的な冬がやってきます。この時期に、梨、リンゴ、オリーブ、銀杏、玉ねぎ、大根などを食べることが体に良いと言われています。
この時間の番組では、霜降の由来、関連する伝統行事や深秋の時期の健康管理などについて詳しくご紹介します。是非、お聞きください。
2時間目 陝西省涇県の観光スポットとグルメ
陝西省涇県は、咸陽市の傘下にあり、西安から西北へおよそ54キロ離れたところにあります。面積780平方キロ、人口は49.84万人(2016年)。
涇県は古代から多くの文化財や遺跡が残っています。この時間では、現地の有名な崇文塔と前漢の4人目の皇帝(漢景帝)の陵墓「陽陵」、また、秦の始皇帝の命令で掘られた用水路「鄭国渠首遺跡」のほか、現地の有名なグルメとして、涇県肉挟モウ、涇県涼皮と鍋盔をご紹介します。
更に、番組の中では陽陵に関する豆知識もお伝えしますが、一体どんなことなのでしょうか。皆さん、是非この時間の番組をお聞き逃しないように!(まとめ:任春生)