北京
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ここ数年、渭南市では、新たな発展理念を貫徹し、競争の精神の下に陝西省の発展戦略を実施し、地元のビジネス環境の最適化に努めると共に、観光資源の開発に取り組み、全世界における自らの知名度と影響力の向上に力を入れ、開放的かつ包摂的姿勢でのイメージアップを図っています。
今月8日、「渭南から世界への挨拶」と題するイベントが開かれ、渭南市の新たなイメージをPRするためのマルチリンガル宣伝プラットフォームが正式にローンチされました。
こうした一連の活動に関し、中国共産党渭南市委員会の李明遠書記はCRIオンライン陝西チャンネルの史佳編集長のインタビューに応え、「近年、渭南市は全世界に向けて自らをPRすることに力を入れている。この前、CRIオンラインと渭南市の合同企画で、オーストリアメディアの記者を招いたシルクロードの起点を辿るプレスツアーや、在中国外交官『一帯一路』渭南ツアーなどのイベントを催した。しかし、海外向けの統一した宣伝プラットフォームは出来上がっていなかった。今回プラットフォームをローンチしたことは、渭南市と世界をつなぐ『ハイウェイ』を築くためのものであり、渭南市と全世界の情報共有の実現や、地元のイメージアップを図るものである。これによって、渭南市のビジネス誘致や諸外国の姉妹都市との友好増進につながることも期待している」と述べました。
CRIオンライン陝西チャンネルの史佳編集長(左)のインタビューを受ける中国共産党渭南市委員会の李明遠書記(撮影 行向輝)
陝西省の「東大門」と呼ばれる渭南市は、中国中部における「準中核」都市に位置づけられています。李書記は、「渭南市は関中平原東部に位置しており、国家級のハイテク技術区と省レベルの経済技術開発区など、良好な産業基点を擁している。農業構造も多元化しており、食料生産量では省内トップで『穀物倉庫』と呼ばれている。同時に、地理的な優位性と交通の便に恵まれ、医療衛生や教育の面でも優れた資源を持っている。また、我々は、渭南市(西安)イノベーション・インキュベータの発足に努めており、地元企業の対外協力やイノベーション能力の向上などにも取り組んでいくつもりだ」としています。
李書記はまた、「新たな時代に入り、渭南市は政策面でのチャンスを迎えており、幅広い発展の可能性を有している。2018年末までに、渭南市は関中平原都市群の『準中核都市』の構築を目指す戦略を打ち出し、今後10年間の発展のビジョンを策定する予定だ」と明らかにしました。