北京
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中日平和友好条約締結40周年を記念して、静岡県上海事務所と在中国日本大使館の共催による「花と茶の都・静岡和文化体験会」が14日北京で開催されました。イベントは「微博」などのSNSにより中国人参加者を募集し、告知後わずか1時間で300人を超える応募があり、先着180名が招待されました。
華道の体験
当日は「観光PR」、「華道デモンストレーション」、「茶道デモンストレーション」という3つの部門に分けて、会場の中国人参加者へ静岡の特徴をより深く知ってもらうためにその場で見るだけでなく、プロの先生の指導を受けながら茶道と華道の体験も行いました。
静岡県の地域外交監・増井浩二氏
静岡県の地域外交監・増井浩二氏はイベントについて、「静岡県は中国の浙江省と36年前から友好提携を結んでいる。その間には雨の日も、風の日も、嵐の日もいろいろあったが、それを一つずつ乗り越えて交流を継続してきた。これは両国間において非常に大きな信頼関係が繋がっていると我々は思っている。今回は中日平和友好条約締結40周年を記念するイベントということで、これを通じて中日の友好関係が続いていくことを望んでいる」と語りました。さらに、今月末の安倍晋三首相による訪中について、「両国はお互いに顔と顔を見て話をするのが大事だと思う。日本の総理が中国を訪問することに大変期待している」と述べました。
このほか、会場では静岡県産のお土産抽選会が行われ、静岡県の物産への理解度を高めると同時に、両国の文化交流を深めました。(取材&写真:とんとん)
茶道の体験