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1時間目 CRI時評&ネット文学&年金問題
【CRI時評】:人民の思いが裏打ちする国家の底力
今年の国慶節の七日間連休、公式な統計では、10月1日1日のみでも、中国各地を訪れた観光客は延べ1.22億人、観光収入は1030億元となり、これは前年同期比7%増を超えるものとされるそうです。この数値は、最近言われる「中国消費減退論」に疑問符を突き付けるものでしょう。
<ライフマガジン>
話題1:中国のネット文学
2017年末の時点で、中国のネット文学の作者数はすでに1400万人に達し、各種ネット文学作品の数は累計1647万作品となり、有名な文学賞を受賞している作品も数多いのです。また、中国のネット文学作品に注目する海外のネットユーザーも日に日に増加しており、500作品以上が既に英語や日本語など十数ヶ国語に翻訳されています。そして、海外の中国ネット文学を掲載するサイトの1日当たりのアクセス者数は50万人以上で、1日の平均アクセス回数は500万回以上になっているということです。
話題2:中国人から見た日本の年金問題
日本では、平均寿命が延びるに従い、年金の負担が深刻化しています。年金財政の圧力を緩和し、年金制度の持続可能性を保証するため、日本政府は支給開始年齢の引き上げを検討しており、定年延長も奨励します。年金受給を遅らせれば国の年金財政の維持が困難という状況をある程度緩和することにはなりますが、根本的な問題の解決にはならないだろうとみられています。
2時間目:<改革開放40年・新時代へ歩む中国> 小崗村の40年
今月から<ハイウェイ北京>、月曜日の2時間目には、シリーズ番組<改革開放40年・新時代へ歩む中国>をお届けします。改革開放政策が実施されて40年来、中国の経済社会の発展や、中国人の生活に現れる変化などにスポットを当ててご紹介します。今日は3回目、安徽省小崗村の40年に迫ります。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。
今年は中国改革開放40周年に当たります。中国の改革開放は農村から始まり、その舞台となったのは安徽省鳳陽県の小崗村という村でした。小崗村で田畑を各農家に分配し、農家単位で農業経営をしているということは瞬く間に広まっていきました。1982年には、全国で95%の農村が世帯生産請負責任制を実施するようになりました。小崗村、さらには、全国の8億の農民はついに長く待ち望んできた春を迎えてきたのです。