北京
PM2.577
23/19
中国共産党と日本の自民党、公明党が共催する中日与党交流協議会第8回会議が10日から12日にかけて、東京で行われました。中国共産党中央対外連絡部の宋涛部長が中国共産党代表団を率いて出席し、「相互信頼と協力を強化―中日関係の新時代を共同で切り開いていこう」と題する演説を行いました。
その中で宋部長は、「このほど、習近平主席と安倍晋三首相は会談を行い、両国関係の改善と発展に向けた原則を確定し、方向も明示した。両国の与党は、引き続き両国関係の発展に政治面で導いていく役割を果たし、戦略的意思疎通を強化し、政治的相互信頼を増進して協力のプラットフォームを作り上げ、民意と世論をリードして、共に中日関係の新時代を切り開いていくべきだ」と指摘しました。
一方、自民党の二階俊博幹事長、公明党の井上義久副代表は、日中与党交流協議会が両国関係発展において果たす重要な役割を高く評価し、「中国とは絶えず交流と協力を強化し、日中関係の全面的改善や加速的な発展を促していきたい」と述べました。
会議期間中、双方は政治の相互信頼や実務的な協力について突っ込んだ交流を行いました。会議では「中日与党交流協議会第8回会議の共同提案」を採択したほか、中日「一帯一路」協力国際モデルエリアのPR会を開催しました。(藍、星)