北京
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著名な古琴の演奏家・郭懐瑾氏が29日、北京の国子監で古くからの名曲「普庵咒」と「故人の憶え」に関する講座を開き、多くの愛好者を引き付けました。
この2曲は内容と風格が完全に異なります。「普庵咒」は南宋の普庵法師の唱える呪文を基にしたもの、「故人の憶え」は東漢時代の文学者・蔡邕が作曲したものです。郭氏はこの2曲を一緒にして講義することについて、「世の中の真情や仏門の平穏さと喜びを知ってもらうためだ」と説明しました。
郭氏は古琴の広陵派の後継ぎで、北京古琴文化研究会の副会長を務めています。今回の講座は開催中の北京古琴展覧会の一環として行われたもので、この展覧会は古琴文化の普及をめざして10月8日まで行われる予定です。(Mou、星)