北京
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日本の中国大使館で27日、中華人民共和国成立69年および中日平和友好条約締結40周年を祝う盛大なレセプションが行われ、日本の各界、在日華僑・華人、中国企業の代表や留学生など2000人以上が出席しました。
程永華大使が挨拶に立ち、新中国の設立から69年、特に改革・開放以降の40年間における経済成長で収めた成果を振り返りました。そして程大使は、「新しい歴史的起点に立って、中国の改革への決意は一段と強固になっており、対外開放の扉もより大きく開かれる。中国は引き続き経済のグローバルへのプロセスに積極的に適応し、これをリードして、多国間貿易体制を断固として守り、貿易や投資の自由化と円滑化を促す。開かれた世界経済を構築するために各国と共に力を尽くし、共同発展と共同繁栄を実現していく」と語りました。
また、日本との関係について程大使は、「昨年の中日国交正常化45周年に続いて、今年は中日平和友好条約締結40周年を迎えている。両国の各界が努力したことにより、中日関係はこの二つの重要な年に改善し好転する勢いを保っている」と語りました。さらに、「両国の各界が共に今の得がたいチャンスを逃さず、両首脳が達した重要な共通認識に基づいて、中日間の四つの政治文書および四つの原則的共通認識を固く守っていく。そして、これに従って正しい方向をおさえ、政治的基礎を固め、意見の違いを建設的に管理し、民間友好の伝統を発揚し、共通の利益を絶えず拡大することによって、中日関係が確実に安定した中で前進し、新たに大きな発展を遂げることを心から願っている」と述べました。(取材、文責:東京特派員 李軼豪)