北京
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1時間目 中米貿易&恋人の忠実度&敦煌で活躍する中日カップル
<ライフマガジン>
話題1:CRI時評:
世界が様々な理念とパワーの競争に晒される中、欧州は難題に直面しています。その流れの中で、EUのリーダーの一人であるエマニュエル・マクロン仏大統領が外交の場でのアピールを強め、多国間主義への考えを強調、フランスが今、EUの苦境からの脱却をリードしようとしている姿勢を強く示しました。受け身な苦境から脱却に向け、多国間主義の推進という選択肢がフランスと欧州の外交アクションの中で存在感を強めているということです。この為にも、中欧は信頼と理解を強め、積極的に歩み寄りのアクションを取っていくことが必要となるでしょう。
話題2:恋人の忠実度
中国青年報がこのほど、18-35歳の男女1953人を対象に実施した調査によると、「わざとパートナーを試すようなことがあるか?」との質問に、回答者の49.0%が「ある」と答え、30.9%が「ない」と答えました。互いの愛情に何の問題もなければパートナーを試す必要はないのです。パートナーを試すこと自体、パートナーの自分に対する愛情に疑いがあるからでしょう。パートナーを試すというのは間違った行為で、それにより正しい答えが得られる可能性も少なくありません。その結果が予想とは反対だった場合、相手を責めるようになりやすく、問題解決には至らないでしょう。
話題3:敦煌で活躍する中日カップル
甘粛省敦煌市の仏教遺跡・莫高窟にある絵筆や絵の具、壁画の模写が積み上げられたアトリエでは、36歳の竇偉さんとその妻である36歳の日本人、饗場悦子さんが時々アドバイスをし合いながらも、それぞれの作品を仕上げるため忙しく筆を動かしています。初めて敦煌に来た時、饗場さんは広大な砂漠と大空が連なる壮大な景色に魅了され、その後の彼女の絵画作品からは、砂漠の要素を随所に見ることができて、日本では決して目にすることのない風景が広がる敦煌は彼女のインスピレーションを大いに刺激しています。
2時間目:<中国人から見た日本>7回目 日本人の食生活
近くて遠い国と呼ばれる中国と日本、今年は中日平和友好条約締結40周年を迎えています。
これに因んで、今月から、「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、シリーズ番組<中国人から見た日本>をお届けします。身近なようで、大いに異なっている中日両国の文化や、習慣、考え方にスポットを当てて、中国人から見た日本や日本人についてご紹介します。
今日は7回目、中国人から見た日本人の食生活にクローズアップします。多くの和食の小料理屋は、バーのカウンター席のように客席カウンターのすぐ内側に厨房があります。むしろ、これは日本の小料理屋を代表する特徴の一つとなっているようです。スペースを節約し、より多くの客席を設けることが目的だと思っていましたが、これには大きな秘密が隠されていることに気付いたのです。日本料理店がカウンター席を導入する背景には、四方を海に囲まれているという自然環境からの恵みを受け、食材、特に魚介類は、いつでも新鮮なものを購入でき、それを調理してすぐにお客さんに提供できるという事情があるでしょう。