北京
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中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ)代表の慎海雄氏は12日、第4回東方経済フォーラムの枠組み下にある「政治経済変革下のアジアメディアのビジョン」サブフォーラムに出席し、基調演説を行いました。慎代表はその中で、「新時代の背景下において、アジアのメディアは戦略的協力をさらに強め、共にアジアの声を発するべきだ」と提案しました。
慎代表は「今年は中国の改革開放政策実施40周年に当たっている。この40年間で中国が収めた改革と発展の大きな成果は、アジア各国との、そして世界各国との互恵・ウィンウィンの協力なくしては実現できなかった。アジア各国は『唇と歯のように密接な相互依存』(唇歯相依)の関係にあり、切っても切れない関係にあり、運命共同体である。メディアは、アジア各国国民の運命共同体に関する意識を促進し、協力と発展の知恵を最大限に集める義務を担っている」と強調しました。
慎代表はまた、「アジア各国の発展に伴い、アジアの国際的な政治と経済における地位も高まりつつある。しかし、アジアの世界における発言権はまだ弱くもある。このアンバランスな状態に対して、アジア諸国のメディア協力にはより多くの要求が提出されている。世界情勢の絶え間ない変革に対応し、新時代のユーラシア・メディア・スペースを構築することは急務である」としたうえで、アジアのメディア協力が推進すべき3つの事柄として、「計画を立て、メディアの戦略的協力のレベルアップを果たすこと」、「イノベーションを重視しつつ、ニューメディアの協力を深めていくこと」、「協力を推進し、メディア間の力を合わせること」を提案しました。(殷、謙)
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