北京
PM2.577
23/19
11日から12日にかけて、習近平国家主席は招きによりロシアで開かれた第4回東方経済フォーラムに参加、日程終了に当たり、王毅国務委員兼外交部長が随行記者を対象に今回のフォーラム出席に関するブリーフィングを行いました。
王部長は、「9月に入ってから、中国の外交には様々な大型イベントが続いている。習主席は中国アフリカ協力フォーラム北京サミットが終了して間も無くロシアに飛び、東方経済フォーラムに出席、プーチン大統領と新たな時代の中露関係の先行きについて話し合い、北東アジアの各国とも地域の平和と発展について話し合った。ウラジオストク滞在の30時間の間に、習主席は集中的に10以上のイベントに出席、平和、発展、協力、共栄の旗印のもとに、中露関係に新たな原動力を添え、地域内協力に新たなビジョンを描き、国際関係に新たな息吹きを注いだ。世界の政治経済情勢が複雑に錯綜する落ち着かぬ秋の日々に、中国の特色ある大国外交は再度その旺盛な生命力を示し、大きなスパンの展望を示している」と話しました。
また、王部長は「習主席の日程はタイトだったが、今回東方経済フォーラムへの出席は非常に意義があり、深遠な影響を及ぼすであろう、相互信頼と友情を増進し、協力を広げるものであった。その中で特に以下4点を確認できた」と述べました。
1、中露首脳の交流往来を密にし、戦略協力レベルをアップグレードしていくこと。
2、中露の歴代の友好関係を伝承し、国民の友好的交流を継続していくこと。
3、中露の利益の融合を深め、地方協力の潜在力を刺激していくこと。
4、地域内協力をリードし、互恵共栄の青写真を描いていくこと。
さらに、王部長は「習主席はフォーラム期間中、モンゴルのバトトルガ大統領と日本の安倍晋三首相と会談し、相互信頼と協力関係を深めた。これは大国関係における建設的相互交流、周辺外交の深耕や人類運命共同体の構築を利するものであり、大国のリーダーの国際的視野と自信に満ちたありようを体現したものだ」と述べました。(雲、む)
関連ニュース