北京
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「中日平和友好条約締結40周年」の記念として、日本の創価学会と中華日本学会は9日東京で、「周恩来総理の日本留学時の住まいー東京中野華洲園模型」のレプリカの贈呈式を行いました。創価学会の寺崎広嗣副会長、全国政治協商会議委員でもある中華日本学会の高洪常務副会長が出席し、談話を発表しました。
かつて19歳の周恩来氏は天津南開中学卒業後の1917年秋から日本での留学を始め、東京・中野にある華洲園の農家の家で暮らしていました。中日国交正常化が回復した1972年の調印式で、周総理は「中野は大きく変わっただろう。私はかつて、そこに住んでいた」と日本の記者に語ったことがあります。
1995年、創価学会の代表は天津を訪れ、丹念に作られた「周恩来総理の日本留学時の住まい――東京中野華洲園模型」を周恩来氏青年時代天津革命活動記念館(元南開中学記念館)に寄贈しました。同模型は後に「周恩来・鄧穎超記念館」に保管されました。2017年、天津社会科学院は記念館文化保護部協力の下、3Dプリント技術で、同模型の等身大レプリカの制作に成功しました。レプリカには中日友好の象徴と伝承を担う願いが込められています。
東京を訪問中の中華日本学会、中国社会科学院日本研究所、天津社会科学院、北京大学や復旦大学など、中国の主要な日本研究機構の責任者が贈呈式に出席しました。(怡康、星)