北京
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1時間目 中米貿易&コンビにのEC化&絵文字
<ライフマガジン>
話題1:CRI時評:失望感がつのった公聴会
米通商代表部はいわゆる「通商法301条」を元にした、中国輸入商品に対する追加関税についての公聴会を行いました。多くの企業や業界団体は政府に対し、消費者や企業の利益を充分に考えて慎重に決断するよう求めましたが、公聴会は米政府が追加関税を実施する前の単なる定例行事であり、決して政府の決断を左右するものではないようです。反対の声が圧倒的多数を占めたにもかかわらず、政府は一方的に決断を下し、米国の企業や消費者は、失望感どころか絶望感を味わうでしょう。
話題2:北京のコンビニ7-11のEC化
小売の実店舗がリアルタイム配送に続々参入した後、コンビニ大手の北京セブンイレブン(7-Eleven)はこのほど、ついにデリバリーサービスとの提携に踏み出しました。北京7-11はこれまでECに対し冷静な態度を取ってきましたが、オムニチャネル小売が大きな流れとなる中、多くの昔からあるコンビニ企業が積極的に、さまざまなスタイルでEC業務を模索しています。
話題3:日本の輸出文化:絵文字
デジタル化時代の今、携帯電話でショートメッセージを送るときに、黄色い表情マークを利用する人が大勢います。このマークは「絵文字」とも呼ばれます。絵文字は現代の人々の社交生活や言語習慣にどのような影響を与えていますね。特に、絵文字が日本の最も優れたグッドデザインの一つであることは間違いないと多くの人に認められています。世界のオンラインユーザーの約90%が絵文字をよく利用し、一日あたり60億件の絵文字記号が送信されます。絵文字は今や日本最大の輸出商品だと言っても大げさではありません。
2時間目:<中国人から見た日本>6回目 日本の職人精神
近くて遠い国と呼ばれる中国と日本、今年は中日平和友好条約締結40周年を迎えています。
これに因んで、今月から、「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、シリーズ番組<中国人から見た日本>をお届けします。身近なようで、大いに異なっている中日両国の文化や、習慣、考え方にスポットを当てて、中国人から見た日本や日本人についてご紹介します。
今日は6回目、中国人から見た日本の職人精神にクローズアップします。西洋には、「悪魔は細部に宿る」ということわざがあります。この基準を東洋社会に当てはめて考えると、細部へのこだわりがあらゆるところに見られる日本は、まさに「悪魔の国」そのものです。日本人にとって、細部へのこだわりは、わざわざ取り上げられるほどではなく、当然のこととなっているようです。一方、中国人が日本へ行くと、突然「細部の海」へ落とされたかのような気分になり、そのおもてなしには、驚きと喜びを感じます。