北京
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日本の工学院大学孔子学院が設立10周年を迎えました。これを記念して10日に、北京で、北京航空航天大学国際学院、北京航空航天大学文化・芸術伝播研究院と共催して書画展を開催しました。
同大学孔子学院の10年間の成果として、書画を中心とした中国の伝統文化に関する作品が展示されました。約20名の生徒による43点を披露しています。
北京航空航天大学の黄海軍副校長
2008年に工学院大学と提携して孔子学院の設立を果たした北京航空航天大学の副校長であり、現在、学院の副理事長も務めている黄海軍氏が挨拶し、「両校とも工業系の大学として社会的責任を果たし、文化交流を通じて両国の学生の質を高め、中日友好を促進する場を作り出した」と述べました。
工学院大学孔子学院の高橋恵子学院長
工学院大学孔子学院の高橋恵子学院長は、「今日ここに来て、わが校の生徒の作品が展示されているのを見て非常に感激した。今年は日中平和友好条約締結40周年にあたり、両国の友好だけでなく世界平和の実現も願っていきたい。私たちの生徒は、書道や水墨画を通じて、中国の文化を理解しようと日々を送っている。中国語を教えたり、文化を学んだりするだけでなく、日中両国の架け橋となれればと思っている」と語りました。
現場の様子
孔子学院は、中国文化の普及を目指して、中国政府が世界の大学と共同で設置し運営している非営利型の教育機関です。工学院大学は日本で11番目に、そして工業系大学として初めて孔子学院を設立しました。(取材&写真:とんとん)
交流会の様子
現場で揮毫