北京
PM2.577
23/19
吉林省で、先ごろ第14回長春国際映画祭が開幕しました。そしてプログラムの1つである吉林国際アニメ・ゲームフォーラムが5日に吉林アニメ学院で開幕し、中国アニメ学会の金徳龍名誉会長兼中国伝媒(メディア)大学博士課程教授が、新時代の中国アニメ産業発展をテーマに講演を行いました。
金会長は講演で、「中国のアニメ産業の市場規模は1500億元を超えたが、米国ディズニー社に比べれば半分にも満たない。中国では、ディズニーのアニメに関連した売上高が年間200億元にのぼっており、アニメ産業の潜在力は十分にある」と分析しました。
また金会長は、「インターネットやスマートフォンなど、ニューメディアによるアニメが成長の柱となっており、インターネットやモバイルシステムの発展に伴って多くのニーズが生まれている」と述べました。
このフォーラムは、新時代を背景に中国のアニメやゲームの国際化を探ることをテーマに、2日間にわたって開かれました。期間中、中国アニメ産業の発展、国際間の合作によるチャンスの創出、地域経済の成長に対するアニメ産業の重要性、韓国との文化産業協力などといった内容で、交流会が行われました。(殷、森)