北京
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●『君の膵臓をたべたい』が9月14日に中国公開決定!
タイトルと内容のギャップで話題になった日本の純愛ラブストーリー『君の膵臓をたべたい』が中国で9月14日に封切られる予定です。日本では昨年7月28日に公開され、興行収入35億2000万円、動員数約300万人に達した大ヒット作品だけあって、その中国公開にも注目が集まっています。日本語タイトルがあまり直接的な表現であるため、中国タイトルは『念念手紀』(訳:追憶の日記)という、ロマンチックな雰囲気が感じられるものになっています。
●『名探偵コナン ゼロの執行人』、中国公開の可能性?!
今年4月に日本で封切られ、記録的なヒットとなった『名探偵コナン ゼロの執行人』が中国で一般公開される可能性が出てきました。「名探偵コナン」といえば、中国では、「ドラえもん」と並ぶ日本の人気漫画・アニメシリーズの一つ。その劇場版が中国で初公開されたのは、2009年の『名探偵コナン 漆黒の追跡者』でした。それ以来、『名探偵コナン 沈黙の15分』(2011)や『名探偵コナン 業火の向日葵』(2015)、『名探偵コナン 純黒の悪夢』 (2016)も中国での公開を実現しています。
●『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が逆輸入!中国版の日本公開が決定
東野圭吾の小説を映画化した中国映画『解憂雑貨店(Miracles of the Namiya General Store )』が、『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』との日本語タイトルで10月13日に日本公開されることが決定しました。日本でも2017年に、山田涼介主演で映画化されているこの作品ですが、その日本版も昨年中国で公開されたため、中日両国で映画の中日バージョンがいずれも上映される形になりました。今回日本で公開される中国版の監督は、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)の助監督を務め、日本でも知られる『ワイルドサイドを歩け(原題:頼小子)』や『ミスター・ツリー (原題:Hello! 樹先生)』の韓傑(ハン・ジェ)。また、ベストセラー作家で映画監督の韓寒(ハン・ハン)が芸術指導として脇を固めています。作品の中心となる三人組は、人気アイドルグループTFBOYSの王俊凱(ワン・ジュンカイ)、ウイグル族出身の若手女優、迪麗熱巴(ディリラバ)と若手俳優の董子健(ドン・ズージエン)が出演。オリジナル版の男性3人組から「男性2人+女性1人」にニューアレンジされ、面白い設定であるとして東野圭吾氏ご本人にも認められているそうです。さらに、日本版で西田敏行が演じていた雑貨店の店主役に成龍(ジャッキー・チェン)が扮することでも話題となっています。台湾金馬奨最優秀新人賞を受賞した李鴻其(リー・ホンチー)や実力派俳優、秦昊(チン・ハオ)もキャスティングされています。
(ミン・イヒョウ、謙)